青天の霹靂

こんにちは。ブラインドママことチャチャです。
いろんなことがあり、ブログをしばらく更新していませんでした。

母が新型コロナになり、3週間ほど入院し、9月18日(月)敬老の日に退院しました。
入院して1週間は面会もできず、ほぼ寝たきり。
母は導尿(尿道に管を入れておしっこを破棄していました。)だったので入院してからオシッコ袋を繋げたままになり、、トイレに行かせてもらうことも無く、ずっと寝たきりだったようです。
たまにスマフォから連絡がありますが、昼夜がわからなくなり、譫妄も現れ始めました。

一週間が経ち、やっと面会ができるようになり、母が「リハビリして歩くことができるようになったら退院する。」と、言うので1週間リハビリ。
1週間後、病院側からどのくらいリハビリが進んでいるかを診てもらいたいというので夫と長女がリハビリの成果を見に。手すりを使って数m歩くことができるようになり、10センチくらいの段差も上り下りできるようになっていてホッとしました。
あと1週間もするともっと良くなっていることだろうと退院は1週間後の敬老の日に決めました。
これ以上いると認知症が心配なので…。

退院当日、車いすに乗って退院。
「やっと家に帰れる。外は気持ちがいい。」と、母は大喜び。
私達も退院できて良かったと大喜び。
母のマンションに着き、車いすから母を降ろそうとしましたが、頭が下がったまま母は動くことができません。
「大ママ、降りて。ほら、車いすから降りてよ。」
「降りれない。」と、母。
車椅子から腰が全然上がりません。
夫と長女と母を降ろそうとしますが全然腰が持ち上がらず、頭は下に垂れたまま。
車椅子の前と後ろから3人がかりでやっと下ろしましたが、腰も足も立たないので後ろからも抱きかかえるような感じで「大ママ、下を見ないで。顔を上げて。私の顔を見て。」と、言いながら、3人でやっとリビングのソファーに腰かけさせましたが、腰かけさせても、体が前や横に倒れてしまいます。
あわててクッションをたくさん重ねてどうにか座らせることができました。
ホッと一安心したところへ母が
「ウンチがしたくなった。トイレに行きたい。」
また、夫と長女と私の3にんで母を抱きかかえ、支えながらトイレまで連れて行きましたが、狭いトイレで方向を変えることができず、トイレの前の廊下でみんな力尽き、母は横になってしまいました。
どうしようもなく、ケアマネさんにお知恵を借りようと電話しましたが、あいにく祝日でお休みとのこと。
電話口に出た方は
「救急車を呼んだらいかがですか?」
「えっ、今退院して来たばかりなんですよ。」と私。
結局母には申し訳ないけれど横になったままおしめにうんちをしてもらい、長女が後始末。
退院したら、また母が一人で生活できると思っていたのに…。
今日から母を我が家に連れて来て、一緒に暮らすことになりました。

コメント