母がコロナに

こんにちは。
ブラインドママことチャチャです。

私には、92歳の母(一人暮らし)がいます。
介護度4で家の中を手すりや家具に捕まってやっと歩いています。
朝と昼の食事はホームヘルパーさんが買ってきたものや、デーサービスでいただいていますが、夕食は毎日日曜日以外は私の家族が車いすで母を送迎して我が家で夕食を食べています。
日曜日だけは弟のお嫁さんのA子ちゃん達がお弁当を持って行き、母の家で一緒に食べてくれます。

先日の日曜日にA子ちゃん達が母の家にお弁当を持って行ったところ、母がソファーに横になったまま起きられずにいて、抱きかかえたら熱があったので計ったら、38.4度。
車椅子にも乗せられないので救急車でかかりつけの病院へ。
採血の結果コロナでした。
そのまま入院。
普通の人は5日間の入院ですが、高齢者は1週間の入院です。
もちろん面会はできず、母との連絡はスマフォだけです。
92歳の母がスマフォを使えるなんてすごいでしょ?
でも、誤操作が多々あり、大変(ため息)。

翌日には熱が下がりそれほどの後遺症も無いと担当医に言われホッとしました。
3日後の夕方母から電話。
「うれしい。うれしい。大ママ、元気?辛いところは無い?」と、私。
「やっとチャチャに繋がった。今日の夕食は誰が迎えに来るの?」
と、しっかりとした声。
「えっ???今どこにいるの?」
「えっ、私の家。私の部屋。」
と、またまたしっかりとした答え。
いつの間にか退院したのかな?でも、一人では退院できないし、必ず連絡があるはずと、一瞬頭が混乱してしまった。
「大ママ、入院しているんだよ。そこは病院でコロナになってしまったから…。大ママ、何が見る?」と、私。
「そうか。私コロナになったんだ。何だか頭がおかしくなった。頭の中がゴチャゴチャしている。」
と、言っているところに「食事を持ってきました。」と、看護師の声。

その後も、夜中の2時半過ぎに母から電話。
「チャチャの声が聞けてうれしい。今、駅の近くにいてインド人の家や人が見える。」
「大ママ、今夜中の2時半過ぎだよ。」
「ええっ、昼も夜もわからなくなった。やっぱり、おかしいよね。」
本当に会えるまでどうなっているか心配。
でも、そんなことは口に出さず、
「大丈夫。大丈夫。寝てばかりいるとそうなるよ。もう少しすると一般病棟に移動して面会できるからね。心配しないで。」
と、私。
認知症が進まないといいけれど、会うまで心配。
ちなみに私たち家族も母を抱きかかえたお嫁さんのA子ちゃんもコロナにはなっていません。
どこで移って来たのか、体力のない高齢者は移りやすいのかな。

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